ぬか袋の温かさ(peapodがぬか袋をお届したい理由)

ぬか袋/

こんにちは、企画担当ヨネクラです。

今日は、クギザキのぬか袋・咳の時の活用法の記事を受け、
ぬか袋製作でお世話になっているTさんについての、個人的思い出話です。

この度、進化した形で販売となったPea Podぬか袋ですが、
このぬか袋を作って下さっているTさん…
実はこの方こそが、紛れもない、
私に、初めてぬか袋を伝えてくれた方なんです!


「ぬか袋っていうのがあってね、
布の袋に米とぬかと塩を入れた、小さな枕みたいなものなんだけどね、
これを電子レンジでチンして、胸とかお腹に当てると気持ちいいし、
咳がひどい時とかにもいいのよ。
すごく簡単に作れるわよ。」

兄弟や親子で病気を次々に移し合って、疲弊しきっていた私に、
Tさんはそう教えてくれたのだけど、
到底、私が自分で今そのぬか袋を作れる状況ではないと察したのでしょう。
次の日になんと、手持ちの生地でささっと作って、
手渡してくれたのが、2個のぬか袋でした。

使ってみたら本当に、何という優しい温かさなのでしょう!
実家も遠く、独りで子育てに奮闘していた私にとっては、
彼女の手しごとのぬくもりが、
また、そのように気遣ってくれる友人の何気ない気遣いが、
何よりも温かく感じられたのだと思います。

その後、私は実家に帰省する際にも持ち帰り、
ひざが痛む母に使わせたらとても良いというので、
Tさんに頂いたぬか袋は、母にあげました。

自分でも「気前いいじゃん、アタシ♪」と思ったけど、
ぬか袋を母にあげた時の私は元気で、
家に戻れば、すぐに自分用のは作れると思えたんですね。
だから、自分の大事なものだけど、気前よく渡せた。
母が喜んでくれたら、それでいい、という気持ちで。。

その後、母が今度は、姉に作って送ってあげたという話を聞き、
とても嬉しかったのを覚えています。

その時、何だかTさんにお返しできた気分でした。
だって、Tさんが私に届けてくれた温かさを、
私も誰かに分けてあげられたような気がしたから・・


Tさんは、私より少し年上の先輩ママさんですが、
懐が深くて、ほっとする温かさがあって、
いつも周りの人に「その時できること」を気前よく差し伸べる人なのです。

そして、その手渡してくれるものは本当にいつもビンゴで、
押し付けがましさは微塵もない。
また、手渡されたモノそのものに留まらない、心に残る温かさ。

そもそも、彼女の手料理(お持たせおかず)を食べたことのない人は、
私たちの周りには本当にひとりも居ません。
だけど、お返しをすると叱られる(笑)んです。
「もぉ~~、私のおかずにお返ししなくていいんだから!」

あなたが出来るようになったとき、誰か困っている人に返せばいいのよ

それは、私にとって初めて出会った流儀でした。
「何か人から頂き物(モノでも気持ちても)をしたとしても、
必ずしもそれは、その人に返さなくても良い」という・・


これはTさんを始めとする自主保育の先輩達から学んだ一番の言葉ですが、
まさにそれが、こういう事なんだろうな、と。

それからは、人の好意に甘えられるようになりました。
きっとそれまでは、心のどこかで
「こんなに良くしてもらっても、何も返せない」という、
ある種の見栄や傲慢があったのでしょうね。

でも、いつか誰かに返せばいい、と思えるようになってから、
ただその人の温かさに感謝するようになりました。
相手は、お返しなんて望んでないことも、
自分の経験を思い返せば明らかです。


そう、良いとは解っていても、なかなかその一歩が出ない時だってある。
もちろん、時期ではなかったり、
自分にとってのタイミング、というのもあるのでしょう。

だから「どんな風に受け取られるかな?」などと先回りせずに、
今のその人にとって、役に立つんじゃないかな?と思う事を、
一つのインフォメーションとして伝えること。

そして出来れば、インフォメーションだけに留まらず、
もう一歩手を前に出して、届けてあげる。

それは、本当に自分も価値のあると思うものしか差し出せないし、
一旦手渡せば、それは相手の取捨選択にまかせる、
という勇気もなければ出来ないこどだけれど、
Tさんからその姿勢を学んだように思います。

そして、そんな温かさをおすそ分けして頂いた一つ一つの経験こそが、
今のPea Podの事業理念でもあり・・

今、ようやく何とか動ける自分になって、
あの時にたくさん頂いた温かさを
今度は誰かに届ける番かな、と思っています。

富樫さん


私にぬか袋を伝えてくれたTさん自身に、
こうして今、Pea Podのぬか袋を作ってもらえる事になったご縁。
それを改めて感謝しながら、
私たちは、このぬか袋を必要としてくれる人に届けられるよう、
発信していきたいと思います。

今日も、Tさんはお母さんの介護の合間を縫って、
コツコツとご自宅の足踏みミシンで、
ぬか袋やカバーを作ってくれています。

ぬか袋バナー

テーマ : 子育て
ジャンル : 育児

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【PeaPod】
ヨネクラ&クギザキ
ぜん息があり、肌が弱い娘をもつkugizakiと、川崎病を経験した長男とアトピッ子の二男を含む3人の子どものママyonekuraが、産前・産後の女性特有の心とからだの変化や子どもとの毎日の生活を通した体験から生まれたマタニティからのオリジナルシルク肌着・授乳ウエアのショップです。身体と心に正直に「自分を大切にする生き方」を日々子どもと接するお母さんにこそ知って欲しいと願いを込めて…

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